レンボンガン島には13種類のマングローブを見ることができますが、前回ご紹介したオヒルギ同様に、このレンボンガン島で見ることができるヤエヤマヒルギを簡単にご紹介しましょう。
東南アジアを中心に世界中に広がって分布しています。
沖縄でも見ることができますよ。
特徴は、黄白の小さな花が咲き、実(胎生種子)の長さは約30cmにもなります。
実の先を触ると、硬く先がとがっていて痛いくらいです。
やがて熟すと自然に海中や砂浜に落下します。
先が硬いので、前回ご案内したオヒルギよりも地表に刺さる確率が高くなります。
やがて地表で芽が出て、順調に育つとその高さは30m以上にもなります。
地表の柔らかい中で、高さが30以上になるには、根っこがしっかりと支えていなくては
なりません。
そこで、このヤエヤマヒルギの特徴であるタコ足のような根っこ(支柱根)で、木を支えています。
是非、レンボンガン島でマングローブを観察してみてください。
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