レンボンガン島のマングローブについて簡単な勉強会です。(その1)
マングローブ林はご存じのとおり、海水と淡水が交じり合った汽水に生息しますね。
濃い薄いはあっても塩分を含む水域にヒルギ科植物をはじめ、何種類ものマングローブ林が生息して、大きな森林を作りあげているんです。
世界には約48種類の純マングローブ林の木の種類が確認されていて、レンボンガン島には13種類のマングローブの木の種類があります。
レンボンガン島でよく見かけるマングローブの木は?
まず初めに、オヒルギから見てみましょう。
オヒルギは沖縄でも見ることができます。
レンボンガン島にも生息しており、紅い花が咲きます。
熟すと赤い実(胎生種子)がつきます。
長さは約20cm位になり、先はやや丸みをおびています。
やがて熟すと海面に落ちて、このように刺さったりします。
やがて芽が出て、オヒルギも高さは15m位になります。
地面は海水で柔らかい状態で、その大きな木を支えなくてはなりません。
オヒルギの特徴は、根っこです。
このように人間の膝を曲げたような形なんです。(膝根と言います)
今日はここまで
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