世界には48種類のマングローブの木があると言われています。
レンボンガンでは、13種類のマングローブの木が確認されています。
レンボンガンのマングローブの林は、幅が約2キロ~縦が約7キロの広さがあります。

マングローブの木の見分け方は、支柱根(地面に数多くの根が伸びています)の形と実の形で
少しは見分けることができます。

オヒルギは、赤い花が咲き実は15cm位の太目で赤く色づいています。
支柱根は膝を折った形(膝根)ですぐ見分けることができます。

沖縄でも見ることができます。

レンボンガン島からは、バリ島の霊峰アグン山(3,142m)が美しい容姿で観ることができます。

1963年~64年にかけて、なんとこのアグン山が大噴火をしました。
そして、大量の火山灰がレンボンガン島に降ってきました。

もともと、レンボンガンは田んぼや畑での野菜の栽培に適していませんが、火山灰でトウモロコシや僅か野菜畑も全滅したそうです。

そこで、オヒルギの赤い実を採り一週間ほど天日干にして飢えをしのいだそうです。

この話は、LOAドライバー担当のヌーサが子供の頃の体験として語っていました。

今日は、このオヒルギのご紹介だけにしておきます。

村長さん